岩手県北の久慈市在住のM氏
「ガン」ではなく、事故にあい人工膀胱を造設
昭和34年 20才のとき、土砂に埋れ、背骨を損傷した、以来18年間平穏に生活をしてきたが、52年春から排尿が困難になり、八戸赤十字の病院で調べたら残尿が400あり、医師から「苦しかったでしょう」と言われたが、自分では苦しいことも自覚も無かった。真性えんせい膀胱炎と診断され7月に入院し1ヵ月の検査のあと手術 人工膀胱を造設してオストメイトの仲間入りをした。
ゴム製のパウチでチューブ入りの接着剤で貼り付け、バンドで押えるだけでした、睡眠中に漏れ寝具をぬらした事もあった。その様な生活の中で市役所から「社会適応訓練事業」開催案内をもらい、参加 体験談を聞いたり、色々なタイプの補そう具を紹介されて、多くの仲間がいる事を知りオストミー協会に入会しました。目の前が明るくなり生活に希望がもてた。
新しいパウチに変更後は漏れも少なく安心に生活が送れるようになった。
60才の定年まで無事に勤められ、多くの方々にささえられ皆様方に感謝の言葉で体験発表を終了しました。
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