平成24年7月29日(日曜日) 午後1時から4時
県立宮古病院2階会議室
・ストーマケアについて・・・・
講師 県立宮古病院 祝田美子WOCN
・食事について
講師 八木栄養管理室長
・福祉制度について
講師 宮古市福祉事務所 長門様
・装具の展示
参加メーカー、ケアテック前川さんからの製品説明
沢山のご来場をおまちしております
宮古地区担当世話人 池乗
理事・滋賀県支部 支部長 谷口氏
JOAの基本理念
・自助・・・自分のストーマは自分で守る
・共助・・・仲間同士の支えあい
「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」で、災害時のストーマ装具は、国の責任において、都道府県が「備蓄」や「物資供給協定」により調達し、市町村を窓口に給与されることが可能となった。
⇒ 国の通知内容が早急に具現化し公助のしくみが構築されるように要望活動が必要
① 避難所でのストーマ装具の給与
② ストーマ装具の基金による備蓄の推進
③ 販売店とストーマ装具単独の物資供給協定の締結、日常の使い慣れたストーマ装具入手の仕組み構築
谷口さん、すべてのオストメイトのために一緒にすすんでいきましょう。
「災害対策は今後どのように進めるか」
コーディネーター 笹岡副会長
<パネリスト>
日本ストーマ用品協会/コロプラスト部長 星野 宏光氏
本部理事/岩手県支部事務局長 川村 正司
三郷総合病院 ケア支援室 皮膚・排泄ケア認定看護師 柴田智恵子氏
岩手県支部会員 佐藤千津子氏
理事・滋賀県支部長 谷口 良雄氏
トップバッターは、星野さん
装具の支援活動で直面した問題点
1、沿岸被災地施設までは装具を搬送できなかった。
・交通規制、ガソリン不足などで搬送できず
2、ストーマに関する認知度が低かった。
・ストーマやストーマ装具の認知度がまだ低く、行政に対してでも装具の必要性を理解してもらうことが難しいこともあった。
3、災害時対策マニュアルが伝わっていなかった
今後の装具支援活動の改善点
1、災害時対策マニュアルをより一層周知する
2、「オストメイトの災害対策」の広報、啓発活動に協力する
3、避難所への装具備蓄にの推進に協力する
JOA,JSSCRなどと連携し、避難所・福祉避難所への装具備蓄の推進を目指す活動に協力する
星野さま、よろしくお願いいします。
改札口から左にすすみ、 左の階段を降りると左側にロッカールーム、その奥にある障がい者トイレ
降りると左へ
ちょいと問題が
お湯が出ない、蛇口からの水圧が強く、絞っても水が広がって出でくる
だからビジョビジョ
シャワーがぶら下がっているが水もお湯も出ない、
荷物、着替えの置台がない
オストミー協会がシッカリとした発信をしないからこのようになる
彼女は、避難所でなく自宅避難の大変さを話されました。
給水車が来るまでの、水の使い方に並々ならぬ苦労された、同じように食料の確保
岩手県支部会員ですが、仙台に住まいをされていたので支部からのフォローがされなかった。「ブーケの会」に入っていたので、安否確認や装具情報が入手できた事と、仙台市内に住む数名の会員と様々な情報交換が出来、助け合うことが出来たそうです。
・内部障がい者であることを自分が理解し、周りの皆さんに納得していただけるように説明できること。会員同士の交流が大事。
我が家に咲いた、直径20センチもある「ハイビスカス」
県支部事務局のある栗原市は震度7の激震、電気や電話が回復するまでは全く動けず、17日になってやっと活動ができるようになった。
・会員の安否確認を電話に頼ったのが悪く、長い時間かかってしまった。むしろ郵便に切り替えて呼びかけたほうがスムーズに行ったのではないかと反省している。
・電話等の復旧が遅れたことが、初動体制の遅れにつながった。販売店等の協力で、県の委託車両で被災地に搬送できた、多くのオストメイトが助かったここと思う。
岩手県支部からは、私が報告
3.11 までの「災害時対応の取組」を紹介
大震災発生からの活動報告
・ストーマ装具の配備
・日本ストーマ用品協会、装具販売店「ケアテック」の献身的な協力
・県の対応
・WOCNの活躍
・報道機関を通じての広報について
・オストミー協会会員の安否確認は早めにとれたが、非会員については困難
・ストーマ装具の配布に関して、配布する側・受け取る側の知識不足のため スムーズに行かなかった。
・避難所では、自分(家族)がオストメイトであることを管理者へ伝えておく事も大事 等々
第一部 報告「東日本大震災時の活動・体験報告」
一番目は、高石会長
「東日本大震災時のJOAの対応について」
・インターネットによる関係団体との情報共有や、報道機関による広報の重要性。
・行政との連携
・義援金募集と配分の実績を報告
・震災から学ぶ活動: 会報や講演会、セミナーなどを通じて、被災したオストメイトの切実な体験やJOAの活動、今後の災害対策に向けた調査研究活動を紹介
平成24年度事業計画
1、基本方針
・協会の組織と運営の弱体化の克服に、会員増強と併せて重点的に取り組む
・公益事業 - オストメイトの具体的なニーズに応じた講演会や講習会などを企画・実施。ピアサポート体制の充実など相談助言事業の拡充。
- 国の障がい者福祉制度の変化に対応する調査研究実施及び諸団体との連携・協力の強化
- オストメイトのニーズに応じた災害対策を実現するための地方冶自体への要請行動
- 若年層や高齢者の生活と要求の実情に沿った組織の拡充
- 国際交流などを通じて、協会の発展の展望をより確かなものにする。
高石会長の挨拶(式典)
人口80万人の日本海側一の都市
会場は「朱鷺メッセ」国際会議場
支部長会議・理事会・総会等々めいっぱいのスケジュール
詳細は明日から
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