・苦しみを持っている人は、誰にでも苦しみを訴える訳ではない
・苦しみを持っている人は、
その苦しみを分かろうとする人の前では「苦しい」と言いますが、
苦しみを分かろうとしない人の前では「苦しい」とは言わなくなります。
・苦しみを誰かに分かってもらうためには、苦しみを分かろうとする人を見つけなければならない
例えば
◎教育熱心な先生が二人いるとします。
・A先生は生徒の進学率に関心
・B先生は生活面、いじめに関心
◎「あなたのクラスにいじめはありますか ? 」
・A先生、あまり多くない
・B先生、決して少なくない
◎A先生には、生徒からサインが出ていても、いじめで苦しんでいる生徒がいるという「意識」が向いていないため、キャッチできない。
◎段々とA先生は「私の苦しみを分かってくれない」になっていくため、いじめで苦しんでいる生徒の姿はA先生の眼には移らなくなる。
<つづく>
盛岡地区障害者相談員等合同研修会資料より
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