OSTOMY☆CAFE（オストミー・カフェ）

今年も今日一日

大晦日らしく　朝から雪　銀世界です

今年は皆様方のご協力で「オストメイト」の環境が、着実な前進をする事が出来ました、

・昨年の全国大会いわて大会での高速道路のオストメイト対応トイレ設置を弾みに、都道府県と市町村を事業主体とした、既設の公共施設等に対して1か所あたり50万以内（工事費別）の補助金が20年度まで実施されることに決定。

・内閣府政策統括管（防災担当）から都道府県知事に発信された、「災害時要援護者の避難支援ガイドライン」が示された。福祉避難所にストーマ用装具等の消耗機材のひようについて国庫負担を受けることが出来る、と明記された。

上記２項目は、衆議院議員の玉沢徳一郎先生、稲垣前会長、岩手県事務局橋本稔夫様のご尽力と、当時の内閣府防災統括官の柴田高博様のご理解と、公明党の議員の皆様方の理解と努力によって、条例が示されたと思っております。

有難う御座いました。

来年も「オストミー・カフェ」はオストメイトの情報交換の場所として色々な情報を掲載してゆきます、皆様方からのコメントを頂ければ、元気が涌いてきます。

「コン」さんお元気ですか、来年も宜しくお願いします。

よいお年をお迎えください。

PET（ペット）とは

ご無沙汰しました、再び開催します

「公開シンポ」特別偏

岩手県支部　相談役　高橋恒男先生

岩手医大放射線科より、岩手大学教授として保健管理センター所長務められ、ごく最近まで

社団法人日本アイソトープ協会滝沢研究所　所長として医療用の放射性物質利用と研究管理に、イレオストミー　（術後19年経過）として激務を果たされたことに対しては、計り知れないご心労あったことと察しております。その上支部運営に力強い助言指導を頂いております。

ＰＥＴとは「陽電子放射断層撮影」のこと

代謝物質のブドウ糖と放射線を発する放射性同位元素を結合した薬剤（ＦＤＧ）を受診者の静脈に注射し、薬剤が体内に行き渡ったところで撮影します。すると、ブドウ糖を多く消費する脳、心臓、筋肉などには放射性薬剤がたくさん集まり、そこから出た放射線が写真に写るという仕組みです。悪性腫瘍は増殖が速く、多くのブドウ糖を消費しているため、悪性腫瘍の存在の有無が診断できます。

ＰＥＴ検査は、臓器の形態を精密に映し出すことが苦手です、そこで、ＰＥＴ画像とＣＴ画像を重ね合わせると、病巣の位置がより正確に診断できるようになります。ＰＥＴとＣＴを一体型にしたその装置をＰＥＴ-ＣＴと呼びます。

・数ミリ単位の小さな「がん」を発見できる

・一度の検査で全身の「がん検査」が出来る

・予想外の部位への転移や再発を発見できる

・薬剤の静脈注射のみで楽に検査が出来る

・低被ばくで腫瘍の良性、悪性の判断ができる

岩手県内で、薬液製造が来春、北上で始まります、この薬液の寿命は1時間10分と短命です、県内の道路網の整備がすすむ事を期待したい。

現在、ＰＥＴ-ＣＴ装置を設置している病院は、盛岡市中太田の考仁病院だけのようですが、県立中央病院と花巻と北上の中間に新設される病院にも設置予定です

高橋恒男先生の研究に敬意を表します。初期にがんの発見が出来ることで、多くの方がその恩恵を受けることを確信しました。

ありがとうございました

手前のテーブルで正面に見える方が「高橋恒男先生」です

普段のままで外来に来て

岩手県立千厩病院　ＷＯＣナース　加藤さん

定期的にストーマ外来に来て自分では気づかない変化を調べて、現在使用しているパウチでいいのか、皮膚の状態とかを調べなければなりません、ストーマを見せることは恥ずかしいことではありません。

定期的に来院されることをお奨めします。

パウチのなかの便や尿は特別綺麗にしないで、普段のままで来て下さい、WOCナースはどの様な便なのか尿なのかを観察したいのです。

以上が４名のＷＯＣナースからの発表でした、貴重な体験談と私どもオストメイトがどの様な生活を送ればいいのか、それにまつはる「インフラ整備」の必要性についてご意見を頂き有難う御座いました。

大塚先生お忙しい中有難う御座いました。

晴山相談役ご苦労様でした。

来年の２月には記録誌を発行します、希望の方は送料２００円を添えて事務局まで連絡を下さい

連絡先　〒020-0866

岩手県盛岡市本宮字谷地137

日本オストミー協会岩手県支部　まで

看護スタッフの質の向上が不可欠

岩手県立北上病院　ＷＯＣナース　石亀さん

高齢者の方や寝たきりで、ストーマを造設される方がいます、自宅へ戻らないで施設へ入居される方も多く、施設の方に指導しなければならない。ストーマのケアーや排泄処理を施設の看護師・訪問看護・施設の方・先生に病院に来ていただき、連携して処置をしている。

現状では法律の問題もあり、またストーマケアーの技術がしっかりしていなければならない、現状ではホームヘルパーにおける、ストーマケアーは難しいのではないか、

看護スタッフの質の向上にむけて、努力している。

（発表を聞いての感想）

ストーマケアーと排泄処理を分離して考えては如何でしょう

ストーマ管理はＷＯＣナースでなければ難しいと思います。パウチノ交換は、法律上家族でも可能です、現在多くのオストメイトが家族の協力で排泄処理やパウチノ交換を行っています。

医療従事者・介護関係者を対象とした、排泄処理についての指導できるシステムの確立が急務だと思います。問題点を提言することでまた一歩踏み出せると思います。

貴重な発表を有難う御座いました。

WOC 現場からの発信 第2弾

2番手は、岩手医科大学附属病院　のＷＯＣナースの千葉さん

高齢者で全盲のオストメイトの方て゜、姪御さんがお手当てしている、姪御さんは日中仕事を持っているのでなかなか一緒には、ストーマ外来にこれないので、手紙をさしあげている。

ホームヘルパーさんを利用できるようなシステムが有ればいいですね。

（発表を聞いて感じたこと）

全盲のオストメイト　びっくりしました、ホームヘルパーさんによるパウチ交換の必要性を痛切に感じた報告でした。

第一番目の発表者　岩手県立中央病院ＷＯＣナース出口さん

第二番目の発表者　岩手医科大学附属病院ＷＯＣナース千葉さん

写真の後に座っている方が、岩手医科大学附属病院外科医師の大塚幸喜先生です。

ＷＯＣによる最近の外来事情

第一番手に岩手県立中央病院ＷＯＣナースの　Ｄ　さん

洗腸について、正式にはカンチュウ排便法

現在では、指導することが少なくなったが、誰でもが出来るということではなく、高血圧とか心臓に負担が掛かるといけない人とか、造設した部位によって判断される、なおかつ本人の希望があった場合に指導される。

10年・20年まえから、洗腸している方で最近便が出にくくなって来ている方がいます。

加齢に伴い、高血圧や心不全などで、洗腸から自然排便に切り替える方がいますが、なれしんだ洗腸からの移行で、便が出なく下剤を使用している方もいる

公開シンポ ＷＯＣナースとは

公開シンポに岩手県内のＷＯＣナース４名の方がお忙しい中参加して頂きました。

ＷＯＣナースとは

ＷＯＵＮＤ（創傷）　　床ずれなどの創傷におけるコンサルテーション

ＯＳＴＯＭＹ（オストミー）　　人工肛門や人工膀胱の手術を受け、今までの排泄経路と違った新たな排泄経路の管理が必要となる、そのための専門ナースで、ストーマのケアーや合併症対策、生活の様子などを術前・術後・社会復帰後の長期管理に至るまでトータル的なリハピ゛リテーション

ＣＯＮＴＩＮＥＮＣＥ（失禁）　　尿失禁や排便機能障害（一時的人工肛門閉鎖後）のスキンケアーに関するコンサルテーション

ストーマはどの様に管理するの？

日常の生活はどうするの？

社会福祉制度は？

性生活は？

旅行はできるの？

お風呂に入れるの？

食事は？

患者会はあるの？

漏れやかぶれの対応は？

ＷＯＣナースはオストメイトの生活の質の維持と向上を目指して日夜努力して、オストメイトが安心して生活を送れるようにご尽力を頂いている専門ナースのことです。

参考資料　癌研有明病院ホームページ「医療サホートに関するご相談」

休憩 美味しい話題

先週仙台で美味しい食べ物を見つけた。

自家製のスモーク料理とバーボンの店「たもたも」

やわらかく、美味しいスモークサーモン　身と皮のコラボレーションがなんともいえない絶妙な味

寒ボラの刺身、　脂が乗っていて、氷見の寒ブリにも負けないくらい美味しい

それに、バーボンを頂いた

ここのマスターが、また良い　多趣味でバイクに乗馬・絵を描くこと、それに釣りと燻製これは趣味と実益も兼ねているのかな？　頑固・偏屈・変人の僕にも引けを取らないかな、これは失敬

ほんとは、秘密の場所なんだけど今回は特別マスターの了解を頂いて、このブログを見ているかただけにお知らせします。

マスターと場所

仙台のアエル向かいの大野第一ビル４階

←この人がマスター　ビックリしたのは僕と同じ手帳を持っていた、（内容は違います）

新幹線の待ち時間に利用しています、新幹線ホームまで徒歩１０分、

ちょっと判り難い　探してください

探していく価値は充分にありますよ。

第４、５テーブル

発表者は岩手県支部のホープ花北地区世話人Ｔさん

イレストミーで2年前に大塚先生にお世話になった方、奥様とご一緒に参加していただきました。パウチの交換時期とか、食事はどの様にとったらいいか、などの話でした。

第五テーブルは盛岡地区世話人のＴさん

災害時の開設される、障害者や要介護者の対しての福祉避難所について、看護師さんや福祉関係者のの方が配置され、パウチの配布とか、トイレ、紙おむつなどが速やかに準備配布される、

老後の不安解消のパウチ交換について、医療従事者以外の人によるパウチ交換は、２ピースの場合はベースをはがさないでフランジからパウチをはずしての排泄処理は法的に可能、

又ワンピースは皮膚面からパウチをはがさないで、便を絞り出す事。

受付風景

第三テーブルの発表

盛岡地区世話人Ｙさん

このテーブルは、メーカーさんが同席

パウチの話が主な内容、パウチの皮膚との接着面の糊が溶けて皮膚を保護すると事、

Ｙさんは土木作業をしており、汗をかくのでよ下部から剥れたが、ケア・テックに相談して自分あうパウチを探し出し現在は漏れがほとんど無くなった。

パウチは、販売店さん・メーカーさんと相談して自分に合う装具を見つけることが必要ですね。