どうして ?
ストーマの周りの皮膚は常に、排泄物・面板を剥がした時の傷、洗浄剤の残り等々の刺戟を受けている
面板の剥がし方の基本
・やわらかい面板の場合
⇒ 皮膚をおさえて、ゆっくり、やさしく
⇒ 最後まで、ゆっくり、やさしく
・硬い面板の場合
⇒ 隙間から人差し指いれ、やさしく剥がし始める
⇒ 皮膚を押さえながら、やさしく、最後までやさしく剥がす
※ 装具交換による刺激を避けるリムーバー(剥離剤)
剥離剤は、面板を少し剥がして皮膚と粘着剤の間につけます。
しんぼうしている皮膚は、
いたわってあげることが大切です
優しく・やさしく・優しく・・・
1、面板は優しくはがす
2、よく泡立てて洗う とにかく やさしく ごしごしこすらない
3、しっかり流す
4、皮膚の水気が無くなったら適切なじきに装着をする
※ 熱風のドライヤで乾かしては危険
ストーマ周囲の皮膚の状態を良好に維持し、排泄物やストーマ装具などの刺戟で起きる発赤、表皮剥離、ただれ、かゆみ、痛みなどのトラブルから皮膚を守る。
すなわち
・皮膚から刺激物を取り除き洗浄
・刺激物を遮断する被覆
・角質の水分を保持する保湿
・皮膚の浸軟を防ぐ水分の除去
次回からは、装具交換時のスキンケアについて
盛岡の送り盆 「船っこ流し」
北上川の増水のため、1日延びて17日に行われました。
盛岡のお盆の風景「船っこ流し」
寺町界隈の町内会でつくった「船っこ」
16日の送り盆はこの「船っこ」を北上川に流し、ご先祖をお送りします。
今月の「サロン」は25日
タイトル 「ストーマケアの基本を振り返り、お肌のお手入れ、受診のタイミングは 溶け具合の見方は 」
ブログもこれをテーマにUPします。
8月13日読売新聞 夕刊
専門家「問題なし」進まぬ理解
介護学の大学教授は「オストメイトは排せつのタイミングをコントロールできないが、便や尿をためる袋は完全密封されており、入浴時を含め衛生面の問題はない」と説明してる。
オストミー協会が理解を得るために多方面への活動が必要
・身体を清潔にする
・血液循環や新陳代謝を促し、疲労回復、心身のストレスを和らげる
・毎日入浴してもストーマには問題がない
・ぬるめの風呂 (37~39℃)
⇒副交感神経を刺激、血管拡張から血圧降下
リラックス効果
快適 快適 いい湯だねー
島原鉄道
今シリーズの入浴に関する情報は、社会訓練事業講習会資料より
① 脱衣所や浴室を温めておく
② 湯船に入る前にかけ湯をする
・手足 ⇒ おなか ⇒ 肩の順で
③お風呂の温度は38℃~40℃
・血圧や脈拍の上昇を防ぎ心臓を守る
④ 入浴前・後にコップ一杯の水分補給
⑤食前・食後の一時間は避ける
⑥ 睡眠直前は避ける(一時間空けたほうが寝付きやすい)
注意してほしいこと
・運動後は少なくとも30分以上休憩をとってから
・飲酒後の入浴はさけましょう。
・明け方は脳卒中や心筋梗塞などが起こりやすいので朝ぶろは避けた方が良い、とりわけ、飲酒翌日の朝ぶろは避けましょう。
・オスメイトの入浴時間は食前か食後しばらく経ってから入浴する
・風邪をひいて熱があるときは、原則として入浴は控えましょう。
島原鉄道始発駅「諫早」
全国的に入浴を断られる例が報告されている。
多くは事業者の理解不足によるものだが (オストミー協会からの業者への情報提供などの啓蒙活動が基本的に不足していたから) 、他の入浴客からの苦情が発端になっている場合も多い。
オストメイトもルールとマナーを厳守しなくてはならない。
岩手県 盛岡から久慈へ向かう峠の白樺の美しい高原「平庭高原」
オストメイトが公衆浴所の利用の時に
他の入浴者へ不快な思いをしてほしくないとの、気配りで下着をはいたままで入浴。
施設側から退場を命ぜられた
これは、オストメイトと言う以前に、日本の入浴文化には馴染まない行為
装具を装着しタオルで目立たないように入浴をしましょう。
自分が気にしているほど、周りは気づかない
洗い場でも装着側が壁とか仕切り側に位置するとゆっくり出来ますよ
ここも「湯の浜温泉」
ここは、仕切りが小さいので、左の壁側を利用してきました。
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