ご無沙汰しました、再び開催します
「公開シンポ」特別偏
岩手県支部 相談役 高橋恒男先生
岩手医大放射線科より、岩手大学教授として保健管理センター所長務められ、ごく最近まで
社団法人日本アイソトープ協会滝沢研究所 所長として医療用の放射性物質利用と研究管理に、イレオストミー (術後19年経過)として激務を果たされたことに対しては、計り知れないご心労あったことと察しております。その上支部運営に力強い助言指導を頂いております。
PETとは「陽電子放射断層撮影」のこと
代謝物質のブドウ糖と放射線を発する放射性同位元素を結合した薬剤(FDG)を受診者の静脈に注射し、薬剤が体内に行き渡ったところで撮影します。すると、ブドウ糖を多く消費する脳、心臓、筋肉などには放射性薬剤がたくさん集まり、そこから出た放射線が写真に写るという仕組みです。悪性腫瘍は増殖が速く、多くのブドウ糖を消費しているため、悪性腫瘍の存在の有無が診断できます。
PET検査は、臓器の形態を精密に映し出すことが苦手です、そこで、PET画像とCT画像を重ね合わせると、病巣の位置がより正確に診断できるようになります。PETとCTを一体型にしたその装置をPET-CTと呼びます。
・数ミリ単位の小さな「がん」を発見できる
・一度の検査で全身の「がん検査」が出来る
・予想外の部位への転移や再発を発見できる
・薬剤の静脈注射のみで楽に検査が出来る
・低被ばくで腫瘍の良性、悪性の判断ができる
岩手県内で、薬液製造が来春、北上で始まります、この薬液の寿命は1時間10分と短命です、県内の道路網の整備がすすむ事を期待したい。
現在、PET-CT装置を設置している病院は、盛岡市中太田の考仁病院だけのようですが、県立中央病院と花巻と北上の中間に新設される病院にも設置予定です
高橋恒男先生の研究に敬意を表します。初期にがんの発見が出来ることで、多くの方がその恩恵を受けることを確信しました。
ありがとうございました
手前のテーブルで正面に見える方が「高橋恒男先生」です
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